本日も内陸線ブログをご覧いただきまして、誠に有難うございます。
本日は、北秋田の偉大な作曲家、
成田為三先生と、
先生の記念館「浜辺の歌音楽館」
を紹介します。
成田為三…と言えば、
皆さんは何を思い浮かべますか?
やはり有名な
「浜辺の歌」
でしょうか?
それとも、日本で最初の童謡「かなりや」でしょうか?
私は、小学校の校歌の作曲が
為三先生でした。
前田小学校 校歌
窓にそびゆる 前田富士
軒端流るる 阿仁川や
山うるわしく 水澄みて
わが学び舎の 気高さよ
…勿論、歌詞は、思い出せるわけもなく、
ネットで検索してしまいました

作詞は別の方ですが、
今思い返してみても、
メロディーと共に、
森吉の景色が静かに頭を駆け巡る
素晴らしい校歌だと思います。
ちなみに、校舎は円形で、
とても珍しかったのですが、
老朽化で取り壊されてしまいました。
建て直された校舎は、円形ではなくなりました。
さて、内陸線「米内沢(よないざわ)駅」
から、歩いて15分ほどの所には、
成田為三先生の記念館
「浜辺の歌音楽館」がございます。
小雪が舞う、3月23日、
久々に足を運んでみました。
入り口には、為三先生が
ドイツ留学などの際に使ったトランクが。
為三先生といつも一緒だったと言うトランク。
誰よりも為三先生の事を知っているのかもしれませんね。
トランクの側には、生花が飾られ、
甘い香りが漂っていました。
為三先生の肖像画。
ステンドグラスの光が差し込む部屋には、
ピアノ型のケースに入れられた貴重な資料が。
為三先生直筆の手紙や、楽譜、
冊子や、身につけていた懐中時計など。
是非、皆さんも、
実際に足を運んで、
貴重な資料を見たり、
音を聴いたり…
目と耳で、音楽館を楽しんで下さい。
年表には、前田小学校の校歌を作曲した事も記されていました。
昭和60年 森吉町長から、米内沢駅長に、
浜辺の歌のエンドレステープが贈呈され、
阿仁合線 米内沢駅で、
各駅停車停車時にテープが流された時代もあったようです。
浜辺の歌音楽館は、
3月31日まで無料で公開されいます。
4月以降の料金については、お問い合わせ下さい。
休館日 月曜(祝日は営業)年末年始
成田為三先生については、
秋田県を詳しく知るサイト「なんも大学」のサイトで、とても詳しく特集をされています。
こちらも是非、ご覧になってください!!
そして、米内沢(よないざわ)を散策する上で忘れてはいけないのが、散策マップ。
スタンプを集めて、
まち歩き証をもらう事もできます。
浜辺の歌音楽館のかたのお話では、
音楽館周辺の案内をするのに、
とても役立っているとの事でした
