
11月25日 車両基地内が真っ白に景色が変わりました。


AN2001 縄文号(じょうもんごう)は全般検査(ぜんぱんけんさ)
の為 お休みしています。

「全般検査」とは、車両の主要部品 エンジン 台車等
すべての機器類を取り外し、全般にわたり細部まで検査を行います。

縄文号は 来年2月までお休みの為
貸切列車は 10両になります。

貸し切り列車半額です!

貸し切り列車 リピーターチケットの詳細は
こちらをクリック


是非、貸切列車をご利用ください。
前回は 車体色 セブンカラー 虹色について説明しました。


今回は 車体色ツートンカラーについて説明したいと思います。
2003年にリニューアル工事を開始して車体色が変わりました。

会社から車両区に連絡があり
「今回の塗装は 虹色をテーマに
一般車の車体色は 七色に決定したから
塗装業者との工事の打ち合わせお願いします」
会社側から車両区に、塗装の日程調整をすべてお願いされました。
当時、車両区の責任者は 畠山(はたけやま)さんでした。
畠山さんは、「虹色に塗装するのはいいことだけど…
単色で個性がないな?なんかインパクトが欲しいな~」


1.ドアを白に塗装したらどうだろうか?
2.全車両ドアの色を白に統一したら、ドアが故障したらすぐに交換できる
3.ドアの塗装だけだったら コストがかからない
畠山さんは いろいろ考えました。

ドアが故障した場合 修理に時間がかかります。

畠山さんは【個性がある車両にしたい】と思いが強く
会社に相談しました。
会社と協議した結果 ドアを白に塗装し
ツートンカラーが決定しました。

車両区のメンバーは 最初見た時は
「なんか変!!失敗したかも…」正直 評価が低かったです。

時間が経つに連れて ドアツートンカラーに慣れてきました。


特に色が濃い車体色は 白いドアが引き立ちます!

ないりっくんの作者 長牛 寿子(なこうし としこ)さんは
かわいい ないりっくんのキャラクターをデザインしたわけですが…

ドアが同色だったら
ないりっくんの可愛さも 全然違いますね!


ないりっくんの着ぐるみも ドアが同色だったら こんな顔です。


凄いですね!!考案した 畠山マジック!!最高です。
今では 内陸線のツートンカラーは 代名詞になりました。
14年ぶりに再塗装しましたが、ドアを白くして
今でもデザインは変わっていません。

畠山さんは デザインに関してまったくの素人ですが…
ドアを白くするだけで こんなにイメージが変わり
畠山さんのアイデア 創意工夫は素晴らしいと思います。

ツートンカラーは 内陸線の伝統カラーとして
永遠に沿線を走り続けると思います。

畠山さん 内陸線の素敵なデザインを考えてくれて
ありがとうございました。

本日は車両区がお伝えしました。

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