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工務課のひとす~です!

さて今回の工務課のお仕事紹介は...「信号機の保守点検」について紹介いたします。

 

皆さんがよく目にする自動車用の信号機と違い、鉄道で使われている信号機には目的別にたくさんの種類の信号機があります。
秋田内陸線では二灯式の
場内信号機、出発信号機、遠方信号機などなど、全線で合計58機の信号機を設置しています。

 
言うまでもなく、これら信号機は列車同士の正面衝突や追突を防ぐ重要な役割を担っており、誤表示やランプ切れ(滅灯)になると大変なことになります。

そうならないよう工務課では定期的にランプを新品に交換したり、電源電圧の測定や制御リレー動作の確認などの保守点検を行いながら、常に最良の状態を保つようにしています。



    場内信号機は駅の構内入口に設けてあり、ホームに侵入する列車に対して現示します。

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<阿仁合駅 場内信号機>


    出発信号機は上り、下りの各出発線に設けてあり、ホームから出発する列車に対して現示します。

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<角館駅 出発信号機>

    遠方信号機は、場内信号機の手前がカーブしているなどで見通しが悪い場所などに、場内信号機の補助的な役割として設置しますが、ほかの信号機と区別するため、遠方信号機(通過信号機含む)の背板は四角形になっています。

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<上桧木内駅 遠方信号機>



 

余談ですが...
実は私は典型的な高所恐怖症だったのですが作業回数をこなすうちに、
信号機の高さまではなんとか克服することができましたー!()

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<上り出発信号機の作業台から見た八津駅>

 

 

上桧木内駅の田んぼアートも、少しずつ色付いてきましたー!

ぜひご家族皆様で、内陸線に乗りながら田んぼアートを観に来てくださいませ!!

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