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工務課のひとす~です!
さて今回の工務課のお仕事紹介は...「鉄道支障木の伐採作業」について紹介いたします。
梅雨時期になってくると秋田内陸線の沿線には杉の木やクルミの木など、多くの樹木や雑草が線路側にも枝葉を伸ばしてきます。
この樹木のトンネルをくぐりながら走る様は、秋田内陸線の特徴でもあり、まさに自然豊かな秋田内陸線を象徴する風景のひとつですよね。
ですが,,,この枝葉が線路側に大きく伸びてくることで、時に列車に接触したり、踏切の遮断機動作を確認する反応灯が運転手から見えにくくなるなどで、運行の遅れが生じる可能性が出てきます。
◎ 大覚野踏切 伐採作業前
そのため、工務課では樹木が多く茂る沿線を中心に定期的に点検しつつ、運転手と運行情報を連携しながら、都度伐採作業を行っています。
◎ 大覚野踏切 伐採作業後
これから夏本番に向け、樹木がどんどん成長すると同時に、台風の通過時期になると線路上への倒木も発生してきます。
引き続き安全運行のためにも社内連携を密にしながら日々支障木の伐採作業を進めていきます。
◎萱草駅~笑内駅間の倒木対応
元鉄道員の私、景観は大事ですが定時運行は大事。保守も大変だろうといつも見ておりますが、これだけ努力なさっているのは頭が下がります。建築限界を脅かすのは仕方ないですよね。しかしながら、こうして手入れをしておられるのはどこかの会社に爪の垢を煎じて飲ませたいです。今週お邪魔しようと思っておりましたが、落ち着くまで控えるか阿仁合駅へ御挨拶でも行こうかと思案しております。復旧は一日一歩ずつで向かってください。心からお見舞いと運行再開を願っております。