内陸線沿線の文化と言えば、「マタギ文化」ではないでしょうか！
今回は、阿仁マタギの伝統を継承する 柴 田 誠 さん を紹介します。

柴田誠さんは阿仁マタギのなかでも、打当マタギの一人です。
皆さんご存じだと思いますが、現在マタギだけでは生計が立てられないので、誠さんも本業の農業を営みながらマタギをしています。





















腕前は相当のものだそうです！家には、当たり前のように熊の敷物が何枚もありました。
もちろん、大酒飲みです
また、誠さんは何も持っていない状況で、熊と遭遇し取っ組み合いになったこともあります！（大けがを負ってしまいました）





















さて、普段の誠さんはと言いますと、のんびり農業を営んで、大好きな酒と、かわいい孫とゆっくりと生活している・・・・そんな暇はありません！

本業のコメ作りの他にも、比内地鶏の養鶏、自治会のお仕事、そして、観光客へマタギの伝統や体験を語る「マタギの語りべ」もやっていて、大変忙しい人です。旅行会社から名指しで誠さんへ依頼が来るそうです。
その他にも、山、文化などに絡んだ会議にはよく呼ばれるそうです。
「8月も忙しくて、楽しみにしていた16日の阿仁の花火大会にいげねじゃ！」と嘆いていましたが、どこか嬉しそうでした。


そんな誠さんですが、日頃の取組が評価され、昨年、森の名手・名人に認定されました。おめでとうございます





















益々忙しい誠さんですが、マタギの、地域の、リーダーとしてこれからも頑張ってください。
そして、熊を仕留めたらご馳走して下さい

誠さんの武勇伝などをお聞きしたい人は
打当温泉マタギの湯までお問い合わせください。
      TEL 0186-84-2612

                                 肉食系男子のたじすけでした。